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悪い口コミへの対応原則。削除・返信と、消えたときの線引き

消したい口コミがある、口コミが消えた・減った、返信をどう書くか迷う。Googleビジネスプロフィールの口コミは、報告・返信・放置のどれに当たるかを先に決めると対応が定まります。消えた口コミは、消えた理由を店から特定できるとは限らないので、Googleからの通知とプロフィールの変化を先に確かめます。公式ヘルプの範囲で、報告の手順と一回だけの再審査請求、消えた口コミで問い合わせる場合と待つ場合を整理し、次の客に向けた返信の書き方を編集部の整理として添えます。

店主が口コミへの返答を考え、手元の記録と確認の盾を見比べる

消したい口コミがある。付いていた口コミが消えた、件数が減った。低評価にどう返信するか迷う。口コミの対応で困ることは、この3つに集まります。消したい口コミと返信に迷う口コミは、ポリシー違反の型に当たるかで、報告・返信・放置のどれにするかを決めます。消えた口コミは、理由を店から特定できるとは限らないので、Googleからの通知とプロフィールの変化を先に確かめます。

報告するのはポリシー違反が疑われる口コミで、消すかどうかを決めるのは店ではなくGoogleの審査です。違反を疑う理由が無い口コミは、店から削除を求める根拠が無いので、補足することがあれば次に来店を考える人に向けて返信で説明し、無ければ返信しないこともできます。名誉毀損などの法的な手段は別の経路で、本記事では扱いません。

付いていた口コミが消える経路には、Googleが違反として消す、投稿者が自分で消す、プロフィールの統合や移転で動く、があり、どれに当たるかを店から特定できるとは限りません。前の日付の位置に見当たらないだけなら、投稿者が書き直して日付が変わったこともあります。新しい口コミがまだ出ないのは、これとは別に、審査などで表示が遅れている場合です。通知と変化を確かめたうえで、店に残る手を、問い合わせる、再審査請求を送る、数日待つ、何もしない、のどれかに決めます。Google公式ヘルプ(2026-10-23確認)の範囲で、この線引きと手順を書きます。

削除は「報告」で、決めるのはGoogle

店にできるのは削除ではなく報告です。ビジネスプロフィールの[クチコミを読む]から対象の横の[報告]を選び、理由を選んで送信します。クチコミ管理ツールからも送れます。ビジネスを選んで[続行]、[新しいクチコミの削除をリクエストする]、[続行]と進み、対象の横の[報告]から、新しいタブで理由を選んで送信します。

送信した時点で消えるわけではありません。ヘルプは、クチコミの評価には通常数日かかる、と書いています。報告のステータスはクチコミ管理ツールで確認できます。まだ審査されていなければ「判定待ち」、審査でポリシー違反が見つからなければ「審査完了 - ポリシー違反なし」と表示されます。報告、審査、削除は別の出来事で、店が持てるのは最初の1つだけです。

もう1つ、線を引く文がヘルプにあります。Googleは、事業者とユーザー間の紛争には関与しません。編集部はこれを、店とお客様の言い分が食い違う口コミをどちらが正しいかで裁く仕組みではない、と読みます。報告の理由を考えるとき、この一文が出発点になります。

報告するのは、ポリシー違反を疑うときだけ。削除は審査の結果

ヘルプは、どのクチコミでも報告はできるものの、削除の対象となるのはGoogleのポリシーに違反しているクチコミのみ、と明記しています。内容に不満がある、気に入らないという理由だけで報告することはしないでください、とも書かれています。否定的なクチコミは改善できる側面を示している場合があり、サービスの質の低さを示しているとは限らない、という一文も添えられています。

型は、マップのユーザー投稿コンテンツのポリシーに列挙されています。口コミで問題になりやすい主なものは次のとおりです。その場所での体験に基づかない「関連性のないコンテンツ」。雇用や契約、競合や家族などのつながりに基づく「利益相反」。個人や企業に対する「ハラスメント」。本人の同意なく個人情報を載せる投稿。わいせつ、冒とく的な表現。虚偽・不正確・欺瞞的な「誤った情報」と、誤解を招く「不実表示」。対価が払われた投稿や、1人が複数のアカウントから投稿した「虚偽のエンゲージメント」。ほかにも、なりすまし、ヘイトスピーチ、宣伝と勧誘などの型があります。報告する前に、口コミがポリシーのどの型に当たるかを原文で確かめ、報告の画面では、表示された理由から合うものを選びます。

ここで迷いやすいのが、「事実と違う」口コミです。ポリシーには「誤った情報」の型がありますが、Googleは事業者とユーザー間の紛争には関与しないと明記しています。削除の条件の書き方は、公式のページの間で割れています。ビジネスプロフィールのヘルプは、削除の対象となるのはポリシーに違反しているクチコミのみ、と書いています。マップのヘルプの「クチコミを報告する」の節は、不正確であることを他のユーザーが報告した場合や、ポリシーに違反している場合、そのクチコミは削除される、と書いています。どちらの書き方で個別の口コミが判定されるかは、確認したヘルプには書かれていません。

編集部は、紛争に関与しないという一文を重く見て、店と投稿者の言い分が食い違うだけでは「誤った情報」の違反とは言い切れない、と読みます。この読みは個別の判定を予測するものではありません。実体験に基づかない投稿や利益相反のように、別の違反を示す事情があるなら、その型で報告します。相違そのものは、返信で次の客に向けて短く補足します。

低評価であること、不満が書かれていること、言い方が厳しいことは、それだけでは型に当たりません。ただし、個人や店へのハラスメントや、わいせつ・冒とく的な表現が含まれていれば、その型で報告を検討します。内容に不満がある、気に入らないという理由だけで報告することは、ヘルプが控えるよう求めている行為です。

通らなかったときの再審査請求は、1回だけ

報告が「審査完了 - ポリシー違反なし」で終わったあとに使えるのが、再審査請求です。ヘルプは、報告したクチコミが削除に該当しないと判断された場合に、1回限りの再審査請求を送信できると書いています。クチコミ管理ツールで[続行]、[報告したクチコミのステータスと再審査請求の方法を確認したい]、[続行]と進み、[条件を満たしているクチコミに対して再審査を請求]を選びます。対象は最大10件まで選べます。[続行]、[再審査請求を送信]と進み、新しいタブでフォームに情報を入力して[送信]を選びます。

再審査請求は1回限りです。請求がエスカレーションされると、ステータスは「エスカレーション済み - メールで最新情報をご確認ください」になり、最終的な決定はメールで届きます。ポリシーに違反していれば削除され、準拠していれば公開されたままになります。公開されたままと決まった口コミも、ツールの表示は「エスカレーション済み」のままなので、結果はメールで確かめます。

1回しか送れないので、請求の前に、違反を疑う理由を型で言い直せるかを確かめます。結果はGoogleの判定によります。再審査請求で何を書けば通るかは、確認したヘルプには書かれていません。

口コミが消えた・減ったら、先にGoogleからのメールとプロフィールの変化を見る

逆に、付いていた口コミが消えた、件数が減ったという相談もあります。ヘルプは、プロフィールにクチコミが表示されない理由はいくつか考えられ、通常はスパムや不適切なコンテンツといったポリシー違反によるもの、と書いています。ただ、どの口コミがどの理由で消えたかを店から調べる手順は、ヘルプにありません。店が自分で報告した口コミならクチコミ管理ツールでステータスを見られますが、それ以外の口コミについて、消えた理由を店に知らせる仕組みは、次に書く制限の通知を除いて示されていません。そこで、店の側で確かめられる2つを先に見ます。

1つ目は、Googleからのメールです。ヘルプによると、事業者が虚偽のエンゲージメントに関するポリシーに違反していると判断された場合、違反しているクチコミの削除に加えて、プロフィールに制限が課されることがあります。例として挙がっているのは、一定期間、新しいクチコミや評価を受け取れなくなること、一定期間、既存のクチコミや評価が非公開になること、虚偽のクチコミが削除されたことを知らせる警告がプロフィールに表示されることです。制限を適用する予定があるときは、オーナーにメールで通知されます。制限が誤りだと思うなら、その決定に再審査請求を送れます。口コミの報告に対する1回限りの再審査請求とは別の、制限に対する請求です。これは事業者が違反したと判断されたときの措置で、口コミが減った店すべてに当てはまる話ではありません。

2つ目は、自店のプロフィールに最近起きた変化です。ヘルプによると、プロフィールを最近統合した場合は、両方のクチコミが表示されるまで数日かかることがあります。移転後も同じ名前を使うなら、クチコミは自動的に移動されます。ただし、ホテル、ゴルフコース、観光スポットなど特定の業種では、自動的に移動されない場合があります。ヘルプは、ビジネスに変更を加えた場合は、古いプロフィールから新しいプロフィールへのクチコミの移動をリクエストできるとも書いています。所在地やオーナー権限が変わったときに、誤って新しいプロフィールを作ってオーナー確認をした場合は、古いプロフィールのクチコミを移すようGoogleに問い合わせます。ビジネスに大きな変更があると、関連性がないクチコミは削除されることがあります。

反対に、変化があっても口コミが残る場合もヘルプは挙げています。オーナーや管理者が変わっても店名が同じとき、店名の一部だけが変わったとき、臨時休業や閉業のときです。また、プロフィールの復元後にクチコミが削除されることがあり、その場合はサポートに問い合わせるよう案内されています。店の側でプロフィールを削除したときに何が消えて何が残るかは、Google ビジネス プロフィールの削除は、何を消したいかで選ぶで扱っています。

違反で消えた口コミは戻らない。投稿者が消した口コミを戻す手順は示されていない

メールもプロフィールの変化も無いのに消えたなら、Googleが消した場合と、投稿者が消したり書き直したりした場合が候補になります。ただし、店からどれかを特定できるとは限りません。

Googleが消した場合から見ます。ヘルプは、ポリシー違反により削除されたクチコミは復元されない、と明記しています。マップのヘルプも、クチコミと評価はページから削除される場合があり、そのほとんどがスパムや不適切なコンテンツなどのポリシー違反が原因、と書いています。「勝手に消されたのか」という問いには、店が報告していなくても消えることはある、と答えられます。Googleはスパムの自動検出を使っていて、正当なクチコミを削除してしまうこともあり、その場合はサポートに問い合わせるようヘルプは案内しています。違反で消えたものは戻りませんが、正当な口コミの誤った削除には問い合わせの窓口がある、という分け方です。

投稿者が消した場合もあります。マップのヘルプは、投稿したクチコミは投稿者自身が削除するまでGoogleマップに表示される、と書いています。投稿者は[自分の投稿]の[クチコミ]から、自分の口コミを編集したり削除したりできます。投稿者が自分で消したかどうかを店から確かめる方法は、ヘルプに書かれていません。投稿者が消した口コミを店から戻す手順も、確認したヘルプには示されていません。

書き直された口コミは、消えたように見えることがあります。投稿者が口コミを編集すると、表示される日付はいちばん新しく編集した日に変わります。ビジネスのヘルプも、投稿者は店の返信を読んだ後でも口コミを変更でき、変更されると表示される日付が更新される、と書いています。前に見た日付のあたりに見当たらない口コミは、新しい日付で書き直されていないかも探します。

「古い口コミは時間がたつと消えるのか」「報告から何日で消えるのか」という問いもあります。マップのヘルプは、投稿したクチコミは投稿者自身が削除するまで表示されると書いており、古さで消えるとは書いていません。同じヘルプは、ポリシー違反が見つかったクチコミは審査と削除の対象になるとも書いているので、古い口コミが消えたときも、違反として消された可能性は残ります。報告した口コミの評価には通常数日かかるとヘルプは書いていますが、報告から削除までの日数が決まっているとは書いていません。

新しい口コミが出ないのは、審査中か、投稿の失敗か、受け付けの制限のことがある

お客様が書いたと言っているのに出ないときは、まだ表示されていないだけのことがあります。ヘルプは、クチコミはポリシーに準拠しているか審査され、数日かかる場合がある、と書いています。古いスマートフォンやソフトウェアを使っているユーザーは、投稿がうまくいかないことがあります。

受け付けそのものが止まっていることもあります。ビジネスオーナーを保護するため、特定のビジネスプロフィールや業種について、クチコミなどのユーザー作成コンテンツが一時的に無効になることがあります。有用でない投稿や有害な投稿、その場所と無関係な投稿が続いている場所では、ユーザー作成コンテンツが制限または停止されることがあります。

これらとは別に、ポリシーの変更による学校の扱いもあります。主に6〜18歳の生徒を対象とする教育機関のカテゴリでは、口コミと評価が削除されて無効になり、新しい口コミも投稿できなくなっています。大学、託児所、水泳教室など、6〜18歳の生徒に一般的な教育を提供していない機関は影響を受けないとされています。この扱いが元に戻る時期や条件は、確認したヘルプには書かれていません。

数日待っても出ないときは、投稿した人のGoogleマップのアプリが古い可能性があります(ヘルプは最新版への更新をすすめています)。自店のプロフィールや業種に対して受け付けが一時的に止められている可能性もありますが、それを店から確かめる手順はヘルプにありません。

口コミは出たのに星の平均が変わらないときは、別の遅れです。クチコミスコアは公開されているすべての評価の平均値で、新しい口コミが投稿されてから更新されるまで、最大で2週間かかる場合があります。件数が減ったこととは分けて見ます。

消えた口コミは、確かめられることを済ませてから問い合わせる

ここまでを、店で起きる場面に当てます。たとえば、半年前からあった常連客の口コミが3件、同じ週に見えなくなった美容室を考えます。以下の順番と記録の取り方は、ヘルプの記述を並べ直した編集部の整理です。どの順で見ても、1件ずつの消えた理由を店から確定できるとは限りません。

最初に見るのは、ビジネスプロフィールのオーナー宛てのメールです。制限の通知が届いていれば、どの制限がかかったのかを読みます。通知から、消えた口コミ1件ずつの理由まで分かるとは限りません。制限が誤りだと思うときだけ、制限への再審査請求を送ります。

通知が無ければ、最近のプロフィールの変化と、自店の業種の扱いを見ます。統合の直後なら数日待ちます。移転の後に口コミが移っていない、または誤って作った重複に口コミが付いていたなら、移動をGoogleに依頼します。復元の後に消えたなら、サポートに問い合わせます。学校のように、業種の扱いとして口コミが削除・無効になっている場合は、誤った削除として問い合わせる話とは別です。

そのうえで、見当たらない口コミが新しい日付で書き直されていないかを探します。投稿者の名前も内容の要点も同じ口コミが新しい日付で見つかれば、その1件は消えていないので、その1件について問い合わせる必要はありません。件数が減っているなら、残りの口コミについて確認を続けます。

それでも見当たらない口コミがあり、実際の来店に基づく、ポリシーの型に当たらない内容だったと思うなら、正当な口コミが誤って削除された可能性があるので、サポートに問い合わせます。問い合わせの前に、投稿者の表示名、投稿日、星の数、内容の要点を控えておくと、どの口コミの話かを伝えやすくなります。ただ、投稿者が自分で消した場合と、Googleが誤って消した場合は、店からは区別できません。投稿者が消していた場合に問い合わせで戻るとはヘルプに書かれていないので、戻らないこともある前提で問い合わせます。

口コミが消えた・減ったときに、制限の通知、プロフィールの変化と業種の扱い、正当と思う口コミの消失の順に見て、再審査請求・待つ・問い合わせに分け、新しい口コミの未表示と星の平均の更新は別の遅れとして待つ流れ(別タブで原寸を表示)
1〜3は付いていた口コミが消えたときに見る順、下の2段は新しい口コミと星の平均の表示の遅れです。違反で消えた口コミは戻らず、投稿者が消した口コミを店から戻す手順も示されていません。出典:本節と記事末尾の一次情報をもとに編集部作成。

返信は投稿者ではなく、次の客に向けて書く

返信できるのは、ビジネスのオーナー確認を済ませたプロフィールだけです。返信は企業からの返信として表示され、担当者の個人名は表示されません。返信もコンテンツポリシーに準拠しているか審査され、通常は10分以内、最長で30日ほどかかる場合があります。承認されなかった場合は編集するよう求められます。承認された返信はクチコミの下に表示され、投稿者に通知が届きます。投稿者はその後もクチコミを編集できます。投稿した返信は編集アイコンで直し、削除アイコンで消せます。

確認したページが返信の書き方について述べているのは、有用で前向きな返信をすることで、ユーザーの意見を尊重していることを示せる、という点です。ここから先の考え方と文例は編集部の整理です。

返信を読むのは投稿者だけではありません。次に来店を考える人が、低評価とその返信を並べて読みます。だから返信は、投稿者への反論ではなく、次の客への説明として書きます。書く前に確かめるのは3つです。予約記録などの事実を確認したか。氏名、来店日時の詳細、施術や健康に関わる情報など、本人を特定できる内容を書いていないか。店内で直せることと、個別に連絡して確かめることを分けたか。

待ち時間への指摘なら、「お待たせしたとのご指摘を受け止め、当日のご案内状況を確認します。詳しい状況を伺うため、お手数ですが店舗の窓口までご連絡ください」と、確認と連絡先を短く伝えます。事実と違う点があるなら、「ご指摘の日に当店では〇〇の対応をしておりましたが、ご不快に感じられたとのご指摘は受け止めます」のように、店側の記録と相手の体験を分けて書き、相手を虚偽と決め付けません。確認できた事実に合わせて書き換えてください。診療・施術の情報や個別の契約内容を公開欄で説明する必要はありません。

返信が表示されないときは、まず審査中の可能性を見ます。通常は10分以内ですが、最長で30日ほどかかる場合があるからです。承認されず、編集するよう求められたら、返信の内容を見直して編集します。

型に当たらず、補足すべき相違も無い口コミは、返信しないという選択もあります。ヘルプは返信を義務付けていません。低評価が返信なしで並ぶ状態をどう見せるかは店の判断で、本記事は返信を基本に置いています。

業者に「消せます」と言われたら

「悪い口コミを消します」という営業は、この記事の構造に当てて見ます。消すかどうかを決めるのはGoogleの審査で、店にできるのは報告と1回の再審査請求です。ヘルプは、誰が報告したかで結果が変わるとも、業者なら通るとも書いていません。削除を保証する説明があれば、その根拠がヘルプのどこにあるかを確かめます。根拠が示せない保証は、本記事の範囲では確かめようがありません。

業者に払う前に、その口コミがどの型に当たるかを自分で言えるかを確かめます。言えるなら、報告は店の操作で送れます。業者に権限を渡す前の確認項目は、MEO業者に依頼する前の確認項目で扱っています。悪い口コミを埋めるために良い口コミを集める方向に話が進むなら、口コミ依頼で許されること・禁止されることの線を先に確かめます。

名誉毀損や営業妨害といった法的な手段は、Googleのポリシーとは別の経路で、本記事では扱いません。Googleは事業者とユーザー間の紛争に関与しないと明記しており、報告はその代わりにはなりません。

不満の口コミは返信、個人情報を載せた口コミは報告を検討する(編集部の例)

型への当て方を、例で2つ置きます。この当てはめは編集部のもので、個別の判定を保証しません。

「料理が出るのが遅く、味も普通」という星2つの口コミは、店の記録から実際に来店した人の投稿だと分かり、ほかに違反を疑う事情も無いなら、報告する根拠がありません。報告せず、当日の案内状況を確認したうえで、待ち時間への対応を次の客に向けて短く返信します。

「スタッフの〇〇の自宅は△△にある」という口コミは、本人の同意なく載せられたものなら、個人情報の型で報告します。返信は付けず、報告した日とステータスを控え、「審査完了 - ポリシー違反なし」で戻ったときだけ、型での説明を言い直してから再審査請求を使います。

違反を疑う根拠の有無で、補足があれば返信し無ければ返信しない対応と、Googleへの報告を切り分け、報告後の判定はGoogleが行う(別タブで原寸を表示)
低評価だけで削除は決まらず、報告後にはGoogleの判断があります。出典:本節と記事末尾の一次情報をもとに編集部作成。

自店で確かめる4つの問い

悪い口コミへの対応を「報告・返信・放置のどれか」、消えた口コミを「店から確かめられることと、残る手」で見直すなら、次の4つに順に答えます。

  1. いま付いている低評価の口コミを、ポリシーの型に1つずつ当てられるか。当たるものだけ報告し、当たらないものは報告しない
  2. 型に当たらない口コミのうち、補足すべき事実や次の客に伝えることがあるものに、返信を付けているか。付けるなら、事実の確認と個人情報の除外を済ませて書く
  3. 報告したものの結果を確かめたか。最初の報告はクチコミ管理ツールのステータスで、再審査請求の最終的な決定はメールで確かめる。「審査完了 - ポリシー違反なし」なら、再審査請求を使う前に理由を言い直せるかを見る
  4. 消えた・減った口コミがあるとき、制限の通知メール、プロフィールの統合・移転・復元、業種の扱いを先に確かめたか。それらを確かめ、新しい日付で書き直された口コミも探したうえで見つからず、正当な口コミが誤って消されたと疑うなら問い合わせる。新しい口コミが審査で遅れているだけなら数日待つ

答えに詰まる問いがあれば、そこが「消したい」と「消せる」、「消えた」と「消された」を混同している場所です。消す手段や戻す手段を探す前に、誰が決める出来事かと、店から確かめられることを分けるところから始めます。口コミへの対応を含めて、プロフィールの取り組み全体から何を先に直すかを整理したいときは、この下の無料診断で振り返れます。

この記事の確認について

返信の仕組み、審査、編集と削除、口コミが変更されたときの日付は、Googleビジネスプロフィール ヘルプ「ユーザーからのクチコミを管理する」、報告の手順、審査の所要日数、ステータス、再審査請求、紛争に関与しないこと、削除の対象はポリシー違反のクチコミのみという記述、スパムの自動検出は「ビジネス プロフィール上の不適切なクチコミを報告する」と「ビジネス プロフィールのコンテンツとプロフィールの制限に対する再審査請求」、表示されない理由、復元されないこと、学校のカテゴリの扱いは「クチコミが表示されない場合、クチコミの表示が遅れる場合について」、虚偽のエンゲージメントによる制限と通知は「ポリシー違反によるビジネス プロフィールの制限」、統合・移転・名前の変更のときの口コミの扱いは「ビジネス プロフィール間でクチコミを移動する」、クチコミスコアの更新は「地域のスポットやビジネスに関するクチコミスコアを理解する」、管理ツールの役割は「Google ビジネス プロフィールのクチコミの管理」、投稿者による編集と削除、不正確だという報告でも削除されるという記述はマップ ヘルプ「Google マップでクチコミと評価を追加、編集、削除する - パソコン」、ポリシーの型は「禁止または制限されているコンテンツ」(マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー)(いずれも2026-10-23確認)に基づいています。

「事実と違う」口コミは相違だけでは違反と言い切れないという読み、返信を基本に置く判断、返信の書き方と例文、型に当てる例、消えた口コミを確かめる順番と問い合わせ前に控える項目は編集部の整理で、Googleの推奨ではありません。再審査請求で通る書き方、口コミが消えた理由や投稿者が自分で消したかどうかを店から確かめる手順、報告から削除までの日数、個別の判定の見通し、誰が報告したかによる違いは、確認したヘルプには書かれていません。法的な手段は本記事の範囲外です。

一次情報

本文の根拠にした出典です。確認日は編集部が該当箇所を確認した日です。出典の一覧と参照記事は出典一覧にあります。

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    Google ビジネス プロフィールのクチコミの管理(新しいタブで開く)

    Google一次情報確認日

    クチコミの管理ツール(workflow ページ)。報告の送信と、報告したクチコミのステータス確認・再審査請求の入口

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    クチコミに返信するにはビジネスのオーナー確認を行う必要がある。返信は企業からの返信として表示され、個人名は表示されない。返信は Google のコンテンツ ポリシーに準拠しているかどうか審査され、通常の所要時間は 10 分以内だが最長で 30 日ほどかかる場合もある。返信の投稿が承認されなかった場合は、編集するよう求められる。承認された返信はユーザーのクチコミの下に表示され、投稿者に通知が届き、投稿者は返信を読んだ後でもクチコミを変更できる。クチコミが変更されると、そのクチコミに表示される日付が最新の変更が行われた日付に更新される。返信は編集アイコンで修正、削除アイコンで削除できる。有用で前向きな返信をすることで、ユーザーの意見を尊重していることを示すことができる。[1]

    該当箇所: クチコミを読み、返信する/返信が行われた後の流れ/返信を編集または削除する

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    どのクチコミでも報告できるが、削除の対象となるのは Google のポリシーに違反しているクチコミのみ。内容に不満がある、気に入らないという理由だけでクチコミを報告することはしない。否定的なクチコミは改善できる側面を示している場合があり、必ずしもサービスの質の低さを示しているとは限らない。[2]

    該当箇所: どのようなクチコミを削除のために報告すべきか

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    報告はビジネス プロフィールの[クチコミを読む]から対象の横の[報告]を選び、理由を選んで送信する。クチコミ管理ツールからは、ビジネスを選び[続行]→[新しいクチコミの削除をリクエストする]→[続行]の後、対象の横の[報告]を選び、新しいタブで理由を選んで送信する。[2]

    該当箇所: ビジネス プロフィール上の不適切なクチコミを報告する/クチコミ管理ツールで不適切なクチコミを報告する

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    クチコミの評価には通常数日かかる。届けた報告のステータスはクチコミ管理ツールで確認できる。「判定待ち」はクチコミが報告されているがまだ審査されていない状態、「審査完了 - ポリシー違反なし」は審査されてポリシー違反が見つからなかった状態で、この決定に不服の場合は 1 回限りの再審査請求を送信できる。「エスカレーション済み - メールで最新情報をご確認ください」は再審査請求がエスカレーションされた状態で、最終的な決定はメールで知らされる。Google は、事業者とユーザー間の紛争には関与しない。Google はスパムと識別されたクチコミを削除するためにスパムの自動検出を使っており、正当なクチコミを削除してしまうこともある。その場合はサポートに問い合わせる。[2]

    該当箇所: どのようなクチコミを削除のために報告すべきか/クチコミ管理ツールで不適切なクチコミを報告する(ステータス)/スパムの自動検出とクチコミの削除について

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    報告したクチコミが削除に該当しないと判断された場合、1 回限りの再審査請求を送信できる。クチコミ管理ツールで[続行]→[報告したクチコミのステータスと再審査請求の方法を確認したい]→[続行]の後、[条件を満たしているクチコミに対して再審査を請求]を選び、対象を最大 10 件選び、[続行][再審査請求を送信]を選び、新しいタブでフォームに情報を入力して[送信]を選ぶ。結果はメールで届き、報告されたクチコミがポリシーに違反している場合は削除され、準拠している場合は公開されたままになり、クチコミ管理ツールのステータスには[エスカレーション済み - メールで最新情報をご確認ください]と表示される。[2]

    該当箇所: クチコミに関する 1 回限りの再審査請求を送信する

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    報告した顧客のクチコミ投稿が Google ポリシーに違反していないと判定された場合、再審査請求を 1 回に限り送信できる。[3]

    該当箇所: クチコミの削除判定に対する再審査請求

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    プロフィールにクチコミが表示されない理由はいくつか考えられ、通常はスパムや不適切なコンテンツといったポリシー違反によるもの。クチコミは Google のポリシーに準拠しているかどうかを確認するために審査され、数日かかる場合がある。ビジネス プロフィールを最近統合した場合、両方のプロフィールのクチコミが表示されるまで数日かかることがある。古いスマートフォンやソフトウェアを使用しているユーザーは投稿がうまくいかないことがあり、Google マップ アプリを最新バージョンに更新することをすすめている。ポリシー違反により削除されたクチコミは復元されない。ビジネス オーナーを保護するため、特定のビジネス プロフィールまたは業種について、クチコミなどのユーザー作成コンテンツを一時的に無効にすることがある。ビジネス プロフィールの復元後にクチコミが削除されることがあり、その場合はサポートに問い合わせる。有用でない投稿、有害な投稿、その場所と無関係な投稿が連続して発生している場所では、ユーザー作成コンテンツを制限または停止することがある。主に 6~18 歳の生徒を対象とする教育機関のカテゴリに分類されるプロフィールのクチコミと評価は削除されて無効になり、新しいクチコミを投稿できなくなる。大学、託児所、水泳教室など、6~18 歳の生徒に一般的な教育を提供していない機関には影響はない。[4]

    該当箇所: 冒頭/クチコミの表示が遅れたり、表示されなかったりする理由/学校のクチコミに関するポリシーについて

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    クチコミの管理ツールは、削除が必要なクチコミを報告したり、クチコミのステータスを確認したりするためのツール。[5]

    該当箇所: ツールの説明

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    虚偽のエンゲージメントに関するポリシーに違反していると判断された事業者には、違反しているクチコミの削除に加えて、ビジネス プロフィールに制限が課されることがある。制限には、一定期間、新しいクチコミや評価を受け取ることができなくなる、一定期間、既存のクチコミや評価が非公開になる、虚偽のクチコミが削除されたことを消費者に知らせる警告がプロフィールに表示される、といったものがある(これらに限定されない)。プロフィールに制限を適用する予定がある場合は、ビジネス オーナーにメールで通知する。事業者は Google の決定に対して再審査を請求できる。[6]

    該当箇所: ビジネス プロフィールに適用される可能性のある制限/ビジネス プロフィールの制限に対する再審査請求

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    ビジネスに変更を加えた場合、クチコミの移動をリクエストでき、Google がクチコミを自動的に移動することもある。ビジネスに大きな変更が発生した場合、関連性がないクチコミは削除されることがある。所在地またはオーナー権限の変更で誤って新しいプロフィールを作成してオーナー確認を行った場合は、古いプロフィールのクチコミを新しいプロフィールに移動するよう Google に問い合わせる。移転後も同じビジネス名を使用する場合、クチコミは自動的に移動されるが、ホテル、ゴルフコース、観光スポットなどの特定の業種では自動的に移動されない場合がある。オーナーまたは管理者が変わってもビジネス名が同じままの場合、ビジネス名の一部に変更が発生した場合、臨時休業または閉業する場合、クチコミは残る。[7]

    該当箇所: 冒頭/クチコミを移動できる場合/クチコミを削除できない場合

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    ポリシー違反が見つかった場合は、審査および削除の対象となる。不適切なクチコミを残したユーザーに連絡したり、他のユーザーのクチコミを直接削除したりすることはできず、クチコミを報告して Google に削除をリクエストできる。不正確であることを他のユーザーが報告した場合や、Google のクチコミに関するポリシーに違反している場合、そのクチコミは削除される。クチコミと評価はページから削除される場合があり、そのほとんどがスパムや不適切なコンテンツであるなどのポリシー違反が原因。ポリシー違反により削除されたクチコミは復元できない。投稿したクチコミは、投稿者自身が削除するまで Google マップに表示される。投稿者は[自分の投稿][クチコミ]から、クチコミの横のその他アイコンで[クチコミを編集]または[クチコミを削除]を選べる。クチコミを編集すると、最終編集時の日付がクチコミの投稿日として表示される。[8]

    該当箇所: 冒頭(重要)/評価やクチコミを追加する/クチコミを編集または削除する/クチコミを報告する

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    クチコミスコアは、その場所やビジネスについて Google で公開されているすべての評価の平均値。新しいクチコミが投稿されてから、クチコミスコアが更新されるまで最大で 2 週間かかる場合がある。[9]

    該当箇所: スコアの算出方法

  13. 13

    関連性のないコンテンツ: その場所での体験に基づくコンテンツや、その場所での体験に関する質問のみを投稿する。利益相反: 現在または過去の雇用関係、契約関係や顧問関係、利益相反となるその他の職業上のつながりや個人的なつながり(業界の競合他社、家族関係など)に基づくコンテンツ。ハラスメント: 個人や企業に対するハラスメントととれるコンテンツの投稿は許可されない。個人情報: 本人の同意なく個人情報を配信または投稿することは禁止。わいせつ、冒とく的な表現: 表示されるわいせつおよび冒とく的なコンテンツは削除される。誤った情報: 虚偽の情報、不正確な情報、または欺瞞的な情報は、個人、企業、社会に大きな危害を及ぼす可能性がある。不実表示: 誤解を招くような情報は情報の品質に影響を及ぼす可能性がある。虚偽のエンゲージメント: 直接的な金銭または現物が対価として支払われたクチコミや、1 人のユーザーによって、またはそのユーザーの依頼により複数のアカウントから投稿されたコンテンツは禁止され、削除される。このほか、なりすまし、ヘイトスピーチ、宣伝と勧誘なども禁止または制限されているコンテンツとして列挙されている。[10]

    該当箇所: 関連性のないコンテンツ/利益相反/ハラスメント/個人情報/わいせつ、冒とく的な表現/誤った情報/不実表示/虚偽のエンゲージメント/なりすまし/ヘイトスピーチ/宣伝と勧誘

最終確認日
カテゴリ
運用実務
種別
実務
著者
編集部
公開日
更新日

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